松田力也さんはJAPN LEAGUE ONE埼玉パナソニックワイルドナイツに所属するラグビー選手です。
ポジションはスタンドオフ(SO)で2019年のワールドカップでは司令塔としてチームを引っ張り活躍してました。
2022年5月には試合中に左膝のじん帯を断裂し大怪我をしますがわずか7ヶ月で復帰し2023年9月のワールドカップではチリ戦で100%ゴールキックを決めると強靭なメンタルの持ち主です。
このパワーはどこから出てくるのか?
松田力也選手のすごい筋肉、ゴールキック100%の秘訣や亡き父親の存在などご紹介したいと思います。
松田力也プロフィール

松田力也選手のプロフィールです。
名前:松田力也(まつだ・りきや)
ニックネーム:りきや、りっきょん
生年月日:1994年5月3日 29歳(2023年9月現在)
出身地:京都府京都市
身長:181cm
体重:92kg
血液型:O型
高校:伏見工業高校
大学:帝京大学
ポジション:スタンドオフ(SO))
松田力也の略歴
2016年:日本代表に選出
2017年:パナソニックワイルドナイツに入団
2019年:ラグビーワールドカップ2019の日本代表に選出
2022年:ジャパンラグビー・リーグワン2022-2023シーズン開幕戦に出場
2023年:ラグビーワールドカップ2023の日本代表に選出
松田力也選手はパス、ラン、キック、判断力を兼ねそなえている「オールラウンダー」です。
伏見工業高校時代から10番として高く評価され、その後帝京大学でも1年生から10番を背負い、4年生の時は大学選手選手権で8連覇とチームを引っ張っていく選手でした。
2023年9月に開催しているワールドカップ・フランス大会のチリ戦では正面からではなく斜めからのゴールキックを100%決める素晴らしい技術を持ったメンタルの強い選手です。
【画像】松田力也の筋肉がすごい!
松田力也選手の筋肉はラグビー選手として必要なパワーとスピードを兼ね備えており日々トレーニングに励んでいるようです。
どのくらいすごい筋肉なのか見ていきましょう。。
下の画像はNHK番組「筋肉アワー」という番組の一部です。
この番組の内容は「みんなで筋肉体操」の指導者である谷本道哉さんがその道を極めた人達と1対1で筋肉のことだけをただひたすら語りあう番組です。
そのゲストとして松田力也さんが登場された場面です。↓


松田選手は僧帽筋(そうぼうきん)がとても発達していて素晴らしい筋肉で「見たことない」と絶賛しておりました。
(※僧帽筋とは首・肩・背中を覆う強大な筋肉の事)
後ろ姿の筋肉は盛り上がっていてすごいですね。。。
ラグビー選手は体当たりすることが多いのでムキムキボディーが必須ですよね。。

松田選手のポジションはスタンドオフなので「太ももでは負けたくない」と語っています。

内側広筋がバコッと内側に出てて外側広筋も大きいので筋肉がしっかりとついた良い筋肉のようです。
ちなみに松田力也選手の太ももは58cmあるようです!驚きです。。
この筋肉のおかげで100%キックゴールが達成するのですね。。。

松田選手がキックするときは内転筋を堪能するチャンスだと言ってます。
太ももの筋肉をテレビで堪能するには相当かじりついて見てないとですね。。。
次回の試合ではしっかりと見ていきたいと思います。。
キックゴール100%は父の特訓効果にあり!

松田選手の筋肉のすごさとキックゴール100%は父の特訓効果があったおかげかもしれません。
ラグビーをはじめたきっかけは父親の影響
松田選手がラグビーをはじめたきっかけは父親・大輔さんの影響です。
大輔さんもラグビーの選手で京都府宇治市を本拠地とする「ユニチカフェニックス」というチームに所属していました。
ポジションはフォワードでした。
松田選手は小学校低学年の頃は野球チームに入部したいと思っていましたが、小学校3年生からの入部だったので、父・大輔さんはラグビーの楽しさを松田選手に教えていきました。
父子揃って花園ラグビー場へ観戦
ラグビーを始めた松田選手は父親は譲りでプレーのセンスもあり、メキメキと上達していきました。
毎年父・大輔さんと花園ラグビー場で開催される全国高校ラグビー大会を観戦するのが恒例行事のようでした。
父親が果たせなかった花園出場の思いを幼い松田選手は
「僕がお父さんを花園に連れて行く」
と約束したそうです。
泣けますね。。。
小学4年で高校生の夏の合宿に参加?
父・大輔さんは全国屈指の強豪校・京都の伏見工業高校の夏合宿に小学4年の松田選手を練習に参加させていた事があるようです。
小学校4年生が高校生と一緒にラグビーの練習とは想像がつきませんね。
父・大輔さんは松田選手がラグビーの素質が十分あり、立派な日本を代表するラガーマンに育てあげたい熱い思いが人一倍あったのでしょう。
練習はとてもついていけないレベルでしたが、松田選手自身は心に突き刺さるものがあったよい経験のようでした。
小学校5年生のクリスマス

松田選手が小学校5年生のクリスマスに悲劇が訪れます。
地元・京都のラグビースクールの試合中に密集で下敷きになり肩を負傷し救急車で病院に搬送されました。
父・大輔さんは飲食店を経営していて年末の一番忙しい時期でありながらも、店を放り出してかわいい松田選手を迎えに行きました。
いつも試合の時も通院の時も付き添ってくれる父親であったと言います。
病院から自宅へ戻り、父・大輔さんは夜の仕事に備えて仮眠をとるため寝室に向かいました。
「軽く寝るわ」
これが松田選手との最後の会話となりました。。。
父・大輔さんはくも膜下出血で帰らぬ人となりました。
父との約束は高校日本代表
父・大輔さんとは生前約束していることがありました。
「高校日本代表に入ればラグビー選手としてお前の勝ちでいいよ」
この言葉があったから松田選手は悲しい事も忘れてただひたすらラグビーに没頭する日々。。
みるみるうちに実力をつけて、地元・京都伏見工業高校のキャプテンを務め、高校日本代表として活躍。
帝京大学では1年生でレギュラーを獲得し全国大学選手権で4回の優勝を果たしました。
悩んでいる時に訪れる場所

松田力也選手が苦しい時や困難な時にぶつかった時は父・大輔さんのお墓を訪れます。
ここに来るといつも会えるような気がしてパワーを貰えるようです。
膝を手術する時もここで背中を押してくれたそうです。

お墓の上には父が買ってくれたマグカップ
お墓の上には父・大輔さんが憧れの伏見工業高校の合宿の時に買ってもらったマグカップのようです。
形見でありお守りですね。



まとめ
いかがでしたか。
松田力也の筋肉がすごい、キックゴール100%の裏には亡き父の存在と題してご紹介しました。
少し泣けるお話をさせていただきました。
あの筋肉の裏には父親の大きな存在があるわけですね。
松田力也選手のこれからの活躍を応援しております!
頑張れ!ニッポン!